【事例インタビュー】企業名: AGTC INTERNATIONAL GROUP 株式会社アグテコ業界/業種: 農業・スマート農業事業内容: 日本国内最大級太陽光型施設御栽培施設「アグテコファーム」の運営、高品質野菜の生産・販売お答えいただいた方: 代表取締役社長/宮代昌明1. 導入前の課題:事業拡大していく農園運営。「経験や勘」からの脱却国内最大級の太陽光型高度環境制御栽培施設「アグテコファーム」を運営し、国際規格である「GLOBALG.A.P.認証」を取得するなど、最先端のスマート農業を推進している株式会社アグテコ様。同社では日々、膨大かつ緻密な環境データや生産履歴を管理していますが、事業の拡大に伴い、蓄積された日々のデータを意思決定にリアルタイムで活かしきれず、どうしても、「経験や勘」に頼らざるを得ない部分が残っていました。国際基準の品質管理を維持しつつ、さらなる生産性向上を目指すために、データを一元化して可視化できるプラットフォームの構築が急務となっていました。2. 解決策:業務の本質を理解した柔軟な提案。Microsoft AzureとPower Platformをベースにした最適なシステム構築複数の選択肢を検討する中で、同社がパートナーとして白羽の矢を立てたのがINAP Visionでした。数ある企業の中から同社を選んだ理由について、代表取締役社長の宮代 昌明 様は次のように振り返ります。既存環境を活かした柔軟な提案が導入の決め手に「スマート農業の現場は、一般的なオフィスワークとは異なり、現場の動きに合わせた柔軟なシステム設計が求められます。INAP Visionは、私たちの複雑な業務フローを深く理解しようと熱心に努めてくれました。また、すべてを一から開発するスクラッチ開発とは違い、既存のMicrosoft環境を活かしながら、低コストかつスピーディーに実現できる提案をしてくれたことが、導入の大きな決め手となりました」3社間の緊密な連携で進んだ開発プロセス「具体的な支援内容は、農場内の環境制御システムのセンサーから上がってくるIoTデータと、日々の収穫データを"Power BI"で統合して可視化する分析ダッシュボードの構築です。弊社と環境制御システムのベンダー企業様、そしてINAP Visionの3社で、現状や課題を適切に調査・整理いただき、密なコミュニケーションを通じて一緒に作り上げていくことができました。」3. 成果:現場の作業負担が激減。データに基づく客観的な「データ駆動型農業」への進化システム構築の結果、運用は大きく変化しました。得られた具体的な成果は以下の通りです。栽培環境と収穫・出荷データをブラウザ上でリアルタイムに可視化「”Power BI”によって、栽培環境のデータ(温度・湿度など)と、実際の収穫・出荷データが、ブラウザ上のダッシュボードで、どこからでもひと目で確認できるようになりました。これにより、現場のデータ確認や集計にかかる作業負担が激減しました。」ベテランの「経験と勘」から、先手を打つ「データ駆動型」の意思決定へ「これまで、”経験や勘”に頼っていた栽培管理が、客観的なデータ分析に基づいて判断できるようになりました。気候変動や環境の変化予測に応じた”先手を打つアプローチ”が可能になり、スマート農業としての精度が一段と高まりました。」4. 今後の展望・INAP Visionへのメッセージ「アグテコファームは今後もさらなる規模拡大と、高品質な野菜の安定供給を目指していきます。今回、INAP Visionと共に構築したダッシュボードは、私たちのこれからの成長を支える強力なプラットフォームです。稼働して終わりではなく、現場の状況に合わせて今後もさらに機能拡張やブラッシュアップを重ねていきたいと考えています。INAP Visionは、事業の理解に努め、運用の先を見据えた提案をしてくれる非常に心強いビジネスパートナーです。今後とも、私たちのスマート農業の進化を技術面から支えていただけることを期待しています」5. 導入を検討されている他社様へのメッセージ最後に、宮代様にINAP Visionへの発注を検討している企業へのメッセージを伺いました。「社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)やデータ活用を進めたいものの、どこから手をつけていいか分からない、あるいは現場に浸透するか不安だという企業は多いと思います。INAP Visionは、企業の課題に真摯に向き合い、Power Platformをはじめとした最適なツールを使って、現場が本当に『使える』システムを形にしてくれます。単なるITベンダーではなく、事業の成長を一緒に伴走してくれるパートナーを探している企業に、ぜひおすすめしたいです。」